有限会社立石煙火製造所

花火は花火師によって1つ1つ丁寧に心を込めて作られています。
細かな作業の連続ですが、夜空に綺麗な花火を咲かせるため、観覧客の皆様の笑顔のため、1人1人が想いを込めながら作業しております。

-製造工程-

配合
原料薬品の計量を正確に行います。

星掛け
光のもととなる小さい玉状の火薬「星」を作ります。
火薬類が散乱しないように心掛け、清掃しながら作業します。

乾燥
星掛け作業でできた星を天日で乾かします。

玉込め
星を玉皮(紙製で半球形の容器)に並べます。
真中に星を飛ばす火薬(割薬)を入れます。

玉はり
玉込めした玉にクラフト紙を貼っていきます。(厚みにムラができないよう均等に貼り合わせる。)
親みち(導火線)の周辺は特に丁寧に紙を密着させ、玉を転がす場合は損傷しないように注意します。

乾燥(日乾)
完成した花火玉を天日で乾かします。(乾き具合にムラがないように一定時間ごとに反転する。)
打ち上げ準備


-よくあるご質問-

Q.花火屋さんは夏以外、何をしているのですか?
A.花火玉の製造、事務仕事をしています。また運動会やお祭り等のイベントで合図花火の打ち上げなどをしています。冬花火もあります。空気の澄んだ冬空で見る花火はとても綺麗です。

Q.花火を打ち上げるためには、どのくらいの広さが必要ですか?
A.打ち上げる花火玉の大きさや都道府県により保安距離が違います。
千葉県の場合は、2.5号玉(ぽか物 40m、割り物 65m)、3号玉(ぽか物 65m、割り物 100m)、4号玉(ぽか物 75m、割り物 110m)の保安距離が必要です。この区域内には人や建物、車などが入らないようにしてください。

Q.雨でも打ち上げることはできますか?
A.基本的に打ち上げはできます。ただし、快晴でも風速10m以上の強風の時は中止にしなければなりません。大雨洪水警報が発令されている時、落雷の危険がある時は実施できない場合があります。